2026年5月30日、夏のような眩しい日差しが降り注ぐレモンガススタジアム平塚で、明治安田J2・J3百年構想リーグのプレーオフラウンド第1戦(9-12位決定戦)が開催されました。Jリーグの舞台では初対戦となる、湘南ベルマーレといわきFCの激突。お互いのプライドとインテンシティがバチバチとぶつかり合い、試合は前後半の90分では決着がつかず、延長戦へともつれ込む大激闘となりました!今回は、アウェイのいわきFCが2-1で劇的な先勝を飾ったこの熱い一戦を、スタメンの狙いからドラマ満載のゲーム展開まで、臨場感たっぷりにお届けします!
スタメン発表:注目の布陣とスタジアムの空気
晴天に恵まれ、気温27.1℃という絶好のサッカー日和となったこの日。レモンガススタジアム平塚には7,649人のサポーターが集まり、プレーオフ独特の緊張感と熱気に包まれました!
ホームの湘南ベルマーレは、直近の地域リーグラウンド最終節からスタメンを5人も変更。前線には渡邊啓吾選手と山田寛人選手を並べ、中盤にはアルトゥール・シルバ選手や池田昌生選手を配置する布陣で挑みます。
対するアウェイのいわきFCは、スタメンを2人変更。前線には西谷亮選手と加藤大晟選手が入り、中盤の底には経験豊富な永木亮太選手が構えます。さらに、右サイドの木吹翔太選手らの推進力を活かした、いわきらしいアグレッシブな戦いに期待がかかりました。
スタジアムを包むチャントが熱を帯びる中、運命の第1戦がキックオフされました!
前半:試合を動かした攻防
立ち上がりは風上に立つ湘南が主導権を握り、攻撃の時間を長くしていきます。前半1分には渡邊選手がミドルシュートを放つなど、湘南が積極的にゴールを狙う展開が続きました。
しかし、いわきも持ち前のタフな守備で決定機を作らせず、じわじわとリズムを掴み始めます。すると前半26分、素晴らしい連携から試合が動きました!
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前半26分:【いわき】0-1 左サイドを鮮やかに崩すと、加藤大晟選手からのパスを受けた中島舜選手がペナルティエリア深くまで進入。相手ディフェンダーに寄せられながらも、倒れ込みながら左足でシュートを放つと、これがゴール右下に吸い込まれました!中島選手にとって嬉しい加入後初ゴールで、いわきが貴重な先制点を奪います。
先制して勢いに乗ったいわきは、右サイドの木吹選手を起点に湘南へ襲いかかります。中野陽斗選手の枠内シュートなどで畳みかけ、前半のポゼッション率(55%)やシュート数でも湘南を上回る充実の内容で、いわきが1点リードしてハーフタイムを迎えました。
後半:修正とドラマ、勝負を分けたポイント
後半、巻き返したい湘南の長澤徹監督が動きます。石橋瀬凪選手に代えて下口稚葉選手をピッチに送り込み、フォーメーションを[4-3-3]へと変更。このシステム変更がズバリ的中し、湘南が怒涛の反撃を見せます!
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後半17分(62分):【湘南】1-1 左サイドの加瀬直輝選手がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア手前から松本大弥選手が右足で鋭い枠内シュートを放ちます。これは狙い澄ましたいわきGK佐々木雅士選手のセーブに阻まれたものの、こぼれ球にいち早く反応したのが山田寛人選手!ペナルティエリア中央から右足でゴール左下へ押し込み、湘南が同点に追いつきました!
追いついた湘南はさらに勢いづき、後半34分には途中出場の小野瀬康介選手のパスから太田修介選手が決定的なシュートを放ちますが、これは惜しくもゴール枠を叩きます。
対するいわきも、交代出場の山中惇希選手を起点に後半アディショナルタイムに猛攻を展開。加藤選手がGKと1対1の決定機を迎えるなど、お互いに一歩も引かない大熱戦のまま90分が終了。試合は延長戦へと突入します!
【延長戦のドラマ】
勝負を決める次の一手を繰り出したのは、いわきFCでした。
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延長前半6分(96分):【いわき】1-2 パスを受けた久永 瑠音選手が前線までボールを運んで中央へ折り返すと、エリア内に走り込んだ髙橋勇利也選手が左足を一閃!目の覚めるような鮮やかな勝ち越しゴールを突き刺し、再びいわきがリードを奪います!
湘南も意地を見せ、延長後半10分(115分)には太田選手が頭でネットを揺らしてスタジアムは歓喜に沸きましたが、これは直前のプレーがオフサイドの判定となり幻の同点弾に。最後まで高い強度を維持し、球際で激しく戦い抜いたいわきが、湘南の猛攻を全員でしのぎ切ってタイムアップを迎えました。
試合結果まとめ:次戦へ繋がる収穫
最終スコア
湘南ベルマーレ 1 – 2 いわきFC(延長戦)
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得点者
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【湘南】62′ 山田 寛人
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【いわき】26′ 中島 舜、96′ 高橋 勇利也
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勝ち点の重みと収穫
アウェイという難しいシチュエーションの中、120分間の限界を超えるタフな戦いを制したいわきFCが、大きな「勝ち点3」相当の先勝を掴み取りました!新加入の中島選手に待望の初ゴールが生まれたこと、そして延長戦という極限の状態で高橋選手が決めきった勝負強さは、チームにとって計り知れない自信になったはずです。全員が足を止めず、最後までインテンシティを保ち続けた戦いぶりは見事の一言でした。
一方、敗れた湘南ベルマーレにとっても、後半のシステム変更から見せた修正力と、山田選手の同点弾は大きな収穫です。あと一歩のところでオフサイドに泣いたものの、ホームで最後までいわきを追い詰めた攻撃力は、第2戦での逆転突破を十分に予感させるものでした。
1点差のまま舞台をいわきのホームへと移す第2戦。さらに熱いバトルが期待されるこのカードから、次回も目が離せません!