4月25日に大和ハウス プレミストドームで行われた北海道コンサドーレ札幌といわきFCの一戦。5連勝中と破竹の勢いに乗るいわきに対し、札幌がどう立ち向かうのか注目が集まりましたが、誰もが予想しなかった衝撃の結末が待っていました。
「試合は終わるまでわからない」――そんなサッカーの醍醐味が凝縮された90分間(+α)を、熱く振り返っていきましょう!
スタメン発表:注目の布陣とスタジアムの空気
ホームの札幌は、直近のリーグ戦から2人を変更。期待のキングロード・サフォ選手と青木亮太選手がスタメンに名を連ね、攻撃の活性化を図ります。対するいわきも遠藤選手、オウイエ選手を投入し、連勝を「6」に伸ばすべく盤石の布陣で挑みました。
スタジアムには8,308人のサポーターが駆けつけ、屋内ならではの反響するチャントが選手の背中を押し、熱気に満ちた雰囲気でキックオフを迎えました。
前半:試合を動かした攻防
前半は、勢いに乗るいわきが主導権を握る展開となりました。立ち上がりから高橋選手やオウイエ選手が積極的にシュートを放ち、札幌ゴールを脅かします。札幌は田川知樹選手が再三の好セーブを見せ、ゴールを割らせません。
札幌も反撃を試み、キングロード・サフォ選手がドリブル突破からチャンスを作りますが、いわきの組織的な守備に苦戦。シュート本数でいわきが圧倒(10対3)する展開ながらも、スコアレスで前半を終えます。
後半:修正とドラマ、勝負を分けたポイント
後半、試合はさらに激しさを増します。先制したのはアウェイのいわきでした。後半20分、山中惇希選手が左足でゴール左下に沈め、いわきサポーターが歓喜に沸きます。
ここから札幌の川井健太監督が動きます。大森真吾選手や長谷川竜也選手を投入し、総攻撃の体制へ。しかし、時間は過ぎ残りわずか。誰もがいわきの勝利を確信しかけた後半アディショナルタイム47分、ドラマが始まります。
左サイド、長谷川選手のクロスに飛び込んだのはDFの家泉怜依選手!ヘディングでゴール右下に突き刺し、ついに同点。スタジアムの熱量は一気に最高潮へ。
さらにその2分後、再び長谷川選手のFKから家泉選手がシュート。こぼれ球に反応した大森真吾選手が右足でゴールを撃ち抜き、なんと土壇場での大逆転!プレミストドームが割れんばかりの歓声に包まれました。
試合結果まとめ:次戦へ繋がる収穫
| 項目 | 内容 |
| 最終スコア | 札幌 2 – 1 いわき |
| 得点者 |
[札幌] 家泉(90+2分)、大森(90+4分) [いわき] 山中(65分) |
| 入場者数 | 8,308人 |
北海道コンサドーレ札幌が、まさに執念で掴み取った勝ち点3です。シュート本数では14対18といわきに押し込まれましたが、最後まで諦めない姿勢がアディショナルタイムの奇跡を呼び込みました。
特筆すべきは、同点弾に加え決勝点の起点にもなった家泉怜依選手の気迫、そして一瞬の隙を逃さなかった大森真吾選手の嗅覚です。連勝中のいわきを止めたこの勝利は、札幌にとって今シーズンの大きなターニングポイントになるかもしれません!