明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第14節、鹿島アントラーズとFC町田ゼルビアの対戦は、1-1で決着がつかずPK戦へ。31,742人が詰めかけたメルカリスタジアムで、鹿島が4-2で勝利を収めました。ACL帰りながら堅守で上位につける町田に対し、伝統の力を見せつけた鹿島。互いの意地がぶつかり合う、息詰まる攻防戦となりました。
得点経過
| 時間 | 鹿島アントラーズ | スコア | FC町田ゼルビア |
|---|---|---|---|
| 50′ | ⚽ レオ セアラ A: 柴崎 岳 |
1 – 1 | |
| 53′ | 1 – 1 | ⚽ テテ イェンギ A: ナ サンホ |
⚡ PK戦
PK戦は、互いに譲らぬ展開。しかし、町田の1人目、下田北斗のシュートがGKに阻まれると、流れは鹿島へ。その後も町田は4人目の前寛之が失敗。対する鹿島は、田川、鈴木、小川、そして最後はレオ セアラが冷静に決め、4-2で勝利を掴み取りました。GKの好セーブが光った鹿島、プレッシャーに屈した町田、明暗が分かれる結果となりました。
| 順番 | 鹿島アントラーズ | FC町田ゼルビア |
|---|---|---|
| 1本目 | ○ 田川 亨介 | × 下田 北斗 |
| 2本目 | ○ 鈴木 優磨 | ○ ドレシェヴィッチ |
| 3本目 | ○ 小川 諒也 | ○ 谷 晃生 |
| 4本目 | ○ レオ セアラ | × 前 寛之 |
試合レビュー
前半
前半は両チームとも堅い守備を見せ、スコアレスで折り返しました。鹿島は柴崎岳を中心にボールを保持し、サイド攻撃を仕掛けますが、町田の組織的な守備に阻まれ決定機を作れません。一方の町田は、カウンターから速攻を仕掛け、鹿島のゴールを脅かす場面もありましたが、こちらも得点には至らず、膠着状態が続きました。
後半
後半開始早々の50分、鹿島が均衡を破ります。柴崎岳の正確なクロスを、レオ セアラがヘディングで叩き込み先制。しかし、町田もすぐさま反撃。53分、ナ サンホのアシストからテテ イェンギが右足でゴール左上に突き刺し、同点に追いつきます。その後は一進一退の攻防が続き、両チームとも追加点を奪えず、試合はPK戦に突入しました。
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ(監督:鬼木 達)
| Pos | # | 選手 |
|---|---|---|
| GK | 1 | 早川 友基 |
| DF | 3 | キム テヒョン |
| DF | 16 | 溝口 修平 |
| DF | 22 | 濃野 公人 |
| DF | 55 | 植田 直通 |
| MF | 10 | 柴崎 岳 |
| MF | 13 | 知念 慶 |
| MF | 27 | 松村 優太 |
| MF | 40 | 鈴木 優磨 |
| FW | 9 | レオ セアラ |
| FW | 77 | チャヴリッチ |
FC町田ゼルビア(監督:黒田 剛)
| Pos | # | 選手 |
|---|---|---|
| GK | 1 | 谷 晃生 |
| DF | 3 | 昌子 源 |
| DF | 19 | 中山 雄太 |
| DF | 50 | 岡村 大八 |
| MF | 16 | 前 寛之 |
| MF | 26 | 林 幸多郎 |
| MF | 31 | ネタ ラヴィ |
| MF | 88 | 中村 帆高 |
| FW | 10 | ナ サンホ |
| FW | 27 | エリキ |
| FW | 99 | テテ イェンギ |
試合スタッツ
チーム評価
🔵 鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズは、厳しい試合展開の中、PK戦を制し貴重な勝ち点2を獲得。先制点を挙げたレオ セアラの決定力に加え、GKの安定したセービングが勝利を呼び込みました。課題は、攻撃のバリエーション。町田の堅守を崩すには、更なる工夫が必要です。
🔴 FC町田ゼルビア
FC町田ゼルビアは、シュート数、xGで鹿島を上回りながらも、PK戦で敗れるという悔しい結果に。テテ イェンギのゴールで一度は追いついたものの、決定力不足が露呈し勝ち点1となりました。しかし、アウェイで強豪・鹿島相手に互角以上に戦ったことは、今後の戦いに繋がるはずです。
⭐ この試合のMVP
レオ セアラ(鹿島アントラーズ)。先制ゴールに加え、PK戦でも冷静にゴールを決め、勝利に大きく貢献。エースとしての存在感を示しました。
まとめ
鹿島がPK戦を制し、激戦をものにしました。町田もACLでの疲労があるとは思えぬ戦いぶりを見せ、今後の戦いに期待が持てます。次節、鹿島は更なる攻撃力向上を目指し、町田は今回の敗戦を糧に、再び旋風を巻き起こせるか注目です。