2026年2月8日、ギオンスタジアム。
指揮官シュタルフ・悠紀・リヒャルトの下で着実な進化を遂げ、Jリーグの勢力図を塗り替えつつあるSC相模原。対するは、昨季終盤に驚異の6連勝を飾り、再び「強者のメンタリティ」を取り戻したザスパ群馬。「北関東の雄」が「相模の地」へ乗り込むこの一戦は、特別シーズンの序盤を占う重要な“力試し”となります。
SC相模原 vs ザスパ群馬|見どころ
1. イントロダクション
過去の対戦成績は相模原から見て0勝5分4敗。「一度も勝てていない」という歴史が、相模原にとっては最大のモチベーションであり、群馬にとっては絶対的な自信となります。昨季、天皇杯でJ1クラブを苦しめた相模原の攻撃力が、リーグ終盤を完璧に締めくくった群馬の堅守を今度こそ打ち破れるか。因縁に決着をつける戦いが始まります。
クラブ基本データ
SC相模原
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所属: J3(J2・J3百年構想リーグ EAST-B)
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ホームスタジアム: 相模原ギオンスタジアム
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2025年順位: 12位
ザスパ群馬
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所属: J3(J2・J3百年構想リーグ EAST-B)
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ホームスタジアム: 正田醤油スタジアム群馬
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2025年順位: 14位
特別シーズンの展望
2026年「百年構想リーグ」は即PK戦決着ルール。過去に「引き分け」が5回もあるこのカードにおいて、このルールは極めて重要です。
相模原はシュタルフ体制3年目で戦術の熟成度は極めて高く、ベテラン武藤の加入で「勝負どころの決定力」を補強。一方の群馬は昨季ラストで見せた爆発的な勢いを維持しつつ、山口一真の完全移籍加入により、攻撃の質をさらに一段階引き上げています。
2026年移籍情報
SC相模原
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監督の狙い: シュタルフ監督は、持ち前の分析力を活かした柔軟な布陣に加え、今季は「経験値」をプラス。武藤や杉本といったJ1経験者を軸に、勝負を決めきる勝負強さを植え付ける。
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主な新加入選手:
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GK 杉本 大地(名古屋)
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FW 安藤 翼(松本)
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FW 佐々木 快(八戸)
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FW 棚橋 尭士(徳島・期限付き)
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軸となる主要メンバー: FW 武藤 雄樹、MF 岩上 祐三
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若手世代の注目株: FW 川畑 優翔(流通経済大学)
大学屈指のアタッカーが加入。武藤という生きた教材の傍で、相模原の新たな得点源へと成長が期待される。
ザスパ群馬
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監督の狙い: 終盤の連勝街道を支えたベースを維持しつつ、手薄だったポジションを大学生の即戦力で補填。山口一真を完全に手中に収めたことで、自由度の高い攻撃を加速させる。
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主な新加入選手:
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MF 山口 一真(松本)
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DF 貫 真郷(大宮)
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FW 百田 真登(奈良)
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MF 瀬畠 義成(長崎)
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軸となる主要メンバー: MF 西村 恭史、MF 山口 一真
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若手世代の注目株: DF 貫 真郷
大宮で経験を積んだ大型サイドバック。その攻撃的センスは、群馬の攻撃に厚みをもたらす特効薬となる。
対戦成績アーカイブ
| 開催日 | 大会名 | ホーム | スコア | アウェイ |
| 2025/09/27 | J3第29節 | 群馬 | 1 – 1 | 相模原 |
| 2025/04/13 | J3第9節 | 相模原 | 1 – 1 | 群馬 |
| 2024/03/06 | ルヴァン1回戦 | 群馬 | 4 – 1 | 相模原 |
| 2021/11/07 | J2第38節 | 群馬 | 1 – 1 | 相模原 |
| 2021/03/07 | J2第2節 | 相模原 | 0 – 0 | 群馬 |
対戦トピック
相模原はいまだ群馬に勝利なし。しかし、昨季の2試合はいずれも1-1のドロー。決して実力差があるわけではなく、あと一歩の「詰め」が勝負を分けてきました。今節、相模原が悲願の初勝利を挙げるか、群馬が「不敗神話」を守るか。
SC相模原 vs ザスパ群馬|見どころ
1. 「鬼門」突破への鍵はベテランの嗅覚
群馬に対して勝ちきれない相模原。この嫌な流れを断ち切るために獲得されたのが武藤雄樹です。数々の修羅場を潜り抜けてきた彼のワンタッチが、歴史を動かす瞬間になるかもしれません。
2. コンバートの成功者:西村恭史
昨季、ボランチから得点源へと変貌を遂げた群馬の西村恭史(38試合9得点)。相模原の新たな守護神・杉本大地が、彼の放つ変幻自在のシュートをどう防ぐかは、この試合最大のハイライトになるでしょう。
3. 山口一真という「自由」
群馬の攻撃を司る山口一真。彼のキック精度とアイディアはJ3の枠を超えています。相模原のシュタルフ監督が、この自由人をどう封じる戦術を用意してくるか。
個人的な勝敗予想
予想スコア:SC相模原 1 – 1 ザスパ群馬
(PK戦でSC相模原が勝利)
相模原が群馬の不敗神話に終止符を打つと予想。試合自体は非常に拮抗し、山口一真のFKで群馬が先制するも、終盤に武藤のゴールで相模原が追いつく。そして今大会独自の「即PK戦」にて、新守護神・杉本が輝きを見せ、相模原が歴史的な「対群馬・初勝利(公式記録はドローながら)」を掴み取ると見ます。