3月14日、JIT リサイクルインク スタジアムで行われた一戦は、まさに「いわきFCの真骨頂」が見えるゲームとなりました。
開幕5連勝と絶好調の甲府を相手に、いわきが真っ向勝負。強烈なプレスと圧倒的なシュート数で主導権を握り続けた90分間。アクシデントをプラスに変えた、魂の勝利の裏側をお伝えします!
1. スタメン発表:注目の布陣とスタジアムの空気
アウェイに乗り込んだいわきFCは、直近5試合で2得点2アシストと波に乗る山中惇希選手、そして最前線には田中幹大選手とオウイエ・ウイリアム選手を配置。自分たちのスタイルである「止まらない、倒れない」サッカーで、首位独走を狙う甲府に挑みました。
対する甲府は、直近5試合で5得点の内藤大和選手を擁し、ホームの圧倒的な声援を背に連勝記録を伸ばそうと気合十分。
スタンドには7,165人のファンが詰めかけ、春の陽気とともに、熱い火花が散る最高の雰囲気の中でキックオフを迎えました。
2. 前半:緊急事態をチャンスに変えた加藤の輝き
試合は序盤からいわきがペースを握ります。徹底したハイプレスで甲府に自由を与えず、中島舜選手のCKや西谷亮選手のシュートなどで何度もゴールに迫りました。
しかし前半24分、いわきをアクシデントが襲います。FWオウイエ選手が負傷交代を余儀なくされ、急遽加藤大晟選手がピッチへ。この嫌な流れを、加藤選手が自らの足で一変させました。
前半33分、ペナルティエリア内で粘った田中選手からパスが通ると、加藤大晟選手が左足一閃!鮮やかなシュートがゴール左下に突き刺さり、いわきが先制に成功します!まさに「準備できていた男」が、緊急事態を歓喜の瞬間に変えてみせました。
3. 後半:猛攻と鉄壁の守備。甲府に隙を与えず
後半に入っても、いわきの勢いは衰えません。15分には堂鼻起暉選手のヘディング、16分には山中選手の鋭いシュートが甲府ゴールを襲います。甲府の守護神・河田選手の好セーブに阻まれ追加点こそ奪えませんが、シュート数で15対4という圧倒的な差をつけ、試合を支配し続けました。
終盤、甲府は水野颯太選手や佐藤和弘選手を投入し、意地の反撃を試みます。終了間際のCKでは肝を冷やすシーンもありましたが、GK佐々木雅士選手を中心とした守備陣が集中力を研ぎ澄ませて完封。
激しい球際でのバトルから高橋勇利也選手らがイエローカードを受ける場面もありましたが、それも勝利への執念の表れ。最後まで「いわきらしさ」を貫き通しました。
4. 試合結果まとめ:次戦へ繋がる収穫
| 項目 | 内容 |
| 最終スコア | 甲府 0-1 いわきFC |
| 得点者 | 33分:加藤 大晟(いわき) |
| 会場 | JIT リサイクルインク スタジアム |
| 入場者数 | 7,165人 |
首位撃破!価値ある「勝ち点3」
開幕から負けなしの甲府を相手に、アウェイで手にした勝ち点3。これは単なる勝利以上の価値があります。シュート数、CK数(11本対4本)でも相手を圧倒し、内容・結果ともに「いわき強し」を強く印象付けました。
負傷交代から大仕事を果たした加藤大晟選手はもちろん、最後まで走り抜き、甲府の強力攻撃陣をシュート4本(枠内わずか1本)に抑え込んだチーム全体の守備意識は賞賛に値します。この勢いで、さらに上位を突き進むいわきFCから目が離せません!