明治安田J2・J3百年構想リーグ地域ラウンド第4節、いわきFCのホームに藤枝MYFCを迎えた一戦。
激しい風が吹く難しいコンディションの中、試合は「個の執念」と「指揮官の戦略」がぶつかり合う熱戦となりました。
プロ初ゴールを挙げた若きストライカーの活躍、そして8ヶ月の沈黙を破りピッチに戻ってきたDFの姿。勝
1. スタメン発表:注目の布陣とスタジアムの空気
3月初旬のハワイアンズスタジアムいわき。晴天に恵まれたものの、ピッチには時折強い風が吹き抜けるコンディションとなりました。
ホームのいわきFCは、前節からスタメンを5人も入れ替える大胆な采配。中でもファンを沸かせたのは、大怪我から8ヶ月ぶりに復帰を果たしたDF遠藤凌の先発復帰です。「おかえり!」というサポーターの熱い視線がピッチに注がれます。
一方、槙野智章監督率いる藤枝MYFCは、大卒ルーキーの近藤優成を初スタメンに抜擢。「練習で調子の良い選手を使う」という槙野流の選考に、遠征したサポーターからも期待の声が上がりました。
2. 前半:試合を動かした攻防
試合はいきなり動きます。前半11分、藤枝が右コーナーキックを獲得。キッカー菊井悠介が蹴り込んだボールのこぼれ球を、自ら右足で一閃!鮮やかなシュートがネットを揺らし、藤枝が先制に成功します。
追い風を受けるいわきも黙ってはいません。30分、ゴール前の混戦からセカンドボールに反応した山中惇希が、冷静に左足で仕留めて同点!山中選手にとって、恩師である槙野監督(浦和ユース時代の憧れの存在)の前で見せた意地のゴールとなりました。
3. 後半:修正とドラマ、勝負を分けたポイント
後半、風下に立ったいわきに対し、藤枝の槙野監督が動きます。「本来の姿(攻撃的スタイル)ではないが、勝つためのプラン」として、守備のブロックを固めて耐える時間を作ります。
均衡が破れたのは74分でした。押し込まれていた藤枝がチャンスを逃しません。相手陣内でのロングスローの流れから、最後は真鍋隼虎が執念で押し込み勝ち越し!真鍋選手にとっては、嬉しいプロ初ゴールとなりました。
いわきは終盤、久永瑠音や木吹翔太を投入して猛攻を仕掛けます。アディショナルタイムには高橋勇利也が決定的なシュートを放ちますが、藤枝の守備陣が体を張ってブロック。スタジアムが悲鳴と歓声に包まれる中、タイムアップの笛が鳴り響きました。
4. 試合結果まとめ:次戦へ繋がる収穫
| チーム | スコア | 得点者 |
| いわきFC | 1 | 30′ 山中 惇希 |
| 藤枝MYFC | 2 | 11′ 菊井 悠介、74′ 真鍋 隼虎 |
藤枝にとっては、泥臭くも価値ある勝ち点3をもぎ取った一戦となりました。槙野監督も「新たな引き出しを増やせた」と、守備的な戦い方で結果を出した選手たちを称賛。特にプロ初得点の真鍋選手や、初スタメンの近藤選手の躍動は大きな収穫です。
敗れたいわきですが、8ヶ月ぶりに90分間戦い抜いた遠藤選手の復帰は、今後のシーズンにおいて何よりの明るいニュース。次節、この悔しさをどう力に変えるのか注目です!
ち点3を巡る、ハワイアンズスタジアムいわきでの90分間を振り返ります!
