加藤望(かとうのぞむ)が柏レイソルの新監督に就任か?下平隆宏監督解任へ。
川崎フロンターレに逆転負けを喫した柏レイソル。伊東純也の素晴らしいゴールで勝てるかと思ったものの、またもや後半80分以降の失点で…逆転負け。
「柏から世界へ」と、ACLに対して、かなり気合を入れていた柏レイソルですが、1次リーグ敗退。
現在J1でも第14節終了時点で暫定11位で、3年目の下平監督の解任が決定的となりました。
柏レイソルの下平隆宏監督(46)は、去年リーグ4位に押し上げて、今年柏レイソル躍進するんじゃないかな?って予想していただけに、厳しい結果になりましたね。
次節20日の名古屋グランパス戦をもって退任して、後任に今季からヘッドコーチを務める加藤望氏(48)の就任が確実になっているそうです。
対戦相手の名古屋グランパスも風間八宏監督の解任はしないのかな?さすがに12戦勝ちなしだと、解任話があってもおかしくないのに、先に下平さんとはね…
加藤望は13年ぶりに復帰していた!
2018年から、J1柏レイソルのヘッドコーチに、クラブOBで産業能率大監督の加藤望氏(48)が就任していました。
1992年に柏の前身である日立製作所に入団すると、2004年まで所属し、2005年から湘南ベルマーレでプレーしていました。
オールドJリーグサポーターは、覚えている選手だと思います。
引退後は2009年から湘南のコーチを務め、13年から産業能率大学の監督を務めていました。
U-21日本代表に選ばれた産業能率大FW小松蓮(19)を育てるなど、若手育成の手腕もあり、かなり期待されての柏レイソル復帰でしたよね。
どういうサッカーをするのか?
産業能率大学サッカー部だったころ、メキメキと力をつけていました。
2013年に就任すると、2014年に初めて関東大学リーグへと昇格を果たし、15年シーズンも残留するなど、監督時代にかなり結果を残しています。
監督としての評価もですが、現役時代から人間性も素晴らしく、当時の同期には「サッカー選手の鏡」と言われていたほどの選手。
産業能率大学は加藤監督のもとで、サッカーを通じて社会で活躍できる人物の育成に力を注いでいて、学校自体も非常に面倒見がよく、サッカー部員の就職率もかなりのものと言われています。
ACLにプレーオフから出場するチームは選手層を厚くする作業で、江坂任、亀川諒史を獲得してこの順位ですからね。
これは仕方ない解任ですが、加藤望は楽しみですね。