セレッソ大阪はACL済州戦以降4戦未勝利。タイ王者ブリーラムに完敗。
セレッソ大阪はゼロックススーパーカップ、済州戦以降未勝利でかなり厳しいですよね。タイ王者ブリーラムに完敗ですし、リーグ戦も勝てていません。
不思議ですね。昨年のルヴァンカップと、天皇杯の2冠を制し、今年行われた富士ゼロックススーパーカップではリーグ王者の川崎フロンターレに勝ったセレッソ大阪ですが、かなり苦しんでいますね。
セレッソ大阪のいるG組は面白い展開になってきました
AFCチャンピオンズリーグのG組を戦うセレッソ大阪ですが、敵地でブリーラム(タイ)と対戦して0-2で敗れました。4戦未勝利となりましたが、今シーズンの公式戦では初黒星。引分が多いのが今年の特徴かもしれませんね。川崎フロンターレは敗戦が多いイメージですが、やっぱりACLは一筋縄ではいかない大会となっているみたいです。
グループリーグの戦いは1勝1分1敗となっており、第4節は14日にホームでブリーラム・Uと対戦することになっています。
セレッソ大阪にとって初の過密日程
一昨年はJ2にいたセレッソ大阪が、昨年は大躍進で2冠を獲得し、さらに初めてのACLに出場中。今期の序盤を戦い抜く上で、どうやってこの過密日程をクリアしていくのか?っていうのが一番大きなポイントですよね。
セレッソ大阪は、ACL第2戦まで1勝1分と好スタートでしたが、敵地に乗り込んだブリーラムとの試合では、2日のJリーグ北海道コンサドーレ札幌戦から、先発メンバー全員を入れ替えるという完全ターンオーバー制を採用して、選手を休ませると同時に勝ち点3を取りに行っていました。
ブリーラムのサッカーに完ぺきに崩されたセレッソ大阪
まずセレッソ大阪にとって、失点をしないことっていうがの大事だったと思うんですが、前半2分に右のCKを与えると、ニアへのボールをDFのアンドレス・トゥニェスが合わせて、ゴール。
去年のルヴァンカップの決勝で、川崎フロンターレ相手にあっさりと先制した時とは逆にあっさりとした失点を与えてしまいました。
反撃を試みたセレッソ大阪ですが、自慢の攻撃力は控えメンバー中心の布陣ではなかなか連動せず…。面白かったのはまだ10代のFW山田寛人と、FW安藤瑞季くらいかなーというのが試合を見ていた印象ですね。
セレッソ大阪ユースというの才能の宝庫ですが、ここで活躍させようというのは結構きついものがありますよねー。
後半9分にエドガル・シウヴァに追加点を奪われると、相手の選手が76分に退場したものの逃げ切られて0-2で今季初黒星となりました。
数的優位でも1点も取れなかったのはくやしいね…。ブリーラムは1分1敗だったのに、これでセレッソと並んで1勝1分1敗となり、ACLのグループ面白くなりましたね。
セレッソ大阪にとってまだまだ続く連戦
セレッソは次は同じくACLに出場している柏レイソルとアウェイで3月10日に対戦、その後ブリーラムと3月14日にホームで、その後ヴィッセル神戸のホームで3月18日に対戦と、ここから12日で3試合闘うことになります。
鹿島アントラーズや、川崎フロンターレにとっては慣れた連戦だし、柏から世界へをテーマに闘っている柏レイソルにとっては連戦はうれしいことなんだろうけど、セレッソ大阪にとっては苦しみの連戦になっていますよねー。
この連戦を切り抜ければ3月31日に湘南ベルマーレと闘うまでちょっと休めるんですけどね…。
まぁそのあと、4月3日に済州、7日にサガン鳥栖、11日にフロンターレ、14日にFC東京、17日に広州広恒大、21日にガンバ大阪と大阪ダービー、25日にベガルタ仙台、28日に磐田、5月2日に名古屋、5日に長崎と11戦連続1週間以上の休みがありません。
これはきついよ…。セレッソ大阪がどうやってここを切り抜けるのか、それとも切り抜けられずにずるずる落ちていくのか…っていうのを見ていきたいと思います。
セレッソ大阪がリーグ制覇するにはこの連戦を切り抜けられるかですね。