中原彰吾のプレースタイル。古巣ガンバ大阪を下した札幌からレンタル中のVファーレン長崎MF!
Vファーレン長崎がコンサドーレ札幌からのレンタル移籍で加入した中原彰吾の活躍で、裏天王山となったガンバ大阪戦に3-0で快勝しましたね!!!
昨年はそのガンバ大阪にレンタル移籍していた中原。まだ23歳なんですよね。数々の名選手を見てきた長谷川健太監督が、逸材だと認めた中原選手に注目してプロフィールや、プレースタイルなどをまとめていきます。
中原彰吾のプロフィール
中原彰吾(なかはらしょうご)は、北海道コンサドーレ札幌に籍を置き、Vファーレン長崎にレンタル移籍しているMF
中原彰吾(なかはらしょうご)
生年月日 1994年5月19日(23歳)
出身地 北海道札幌市
身長 177cm
体重 68kgコンサドーレ札幌ユース・U-12(札幌市立北野台小学校)
コンサドーレ札幌ユース・U-15(札幌市立北野台中学校)
コンサドーレ札幌U-18(札幌光星高等学校)
早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)
※札幌の選手としては奈良竜樹についで2人目
プロ入り前
コンサドーレ札幌の育成組織であるジュニアサッカースクール出身の選手。
札幌U-15時代の2009年には高円宮杯U-15選手権大会で準優勝に貢献。札幌U-18に昇格すると早くから主力として活躍、2011年にはプレミアリーグイーストで優勝に貢献
2012年のJユースカップではガンバ大阪ユースとの決勝戦で同大会決勝戦史上初となるハットトリックを決めるなど、札幌U-18の優勝の大きな原動力になりました。
ユース時代からコンサドーレ札幌の将来を、日本を代表する選手としての未来を嘱望されている選手。
コンサドーレ札幌時代
2012年11月18日、永坂勇人、堀米悠斗、神田夢実、阿波加俊太、深井一希と共に2013年以降のトップチームへの昇格が発表されました。このメンバーすごいなぁ。
2013年4月17日、J2第9節鳥取戦で初めて控えメンバーに登録され、後半32分に砂川誠と途中交代で公式戦初出場を果たします。
7月4日、札幌が6月にクラブ間提携を結んだタイ・ディヴィジョン1リーグ (タイ2部)のコーンケンFCへ永坂勇人と共に期限付き移籍。
8月11日タイ・ディヴィジョン1リーグ第21節サイアム・ネイビーFC戦で1ゴールをきめました。
ガンバ大阪ヘレンタル
2017年1月6日、ガンバ大阪に期限付き移籍で加入することが発表。今季はJ3リーグのU-23チームを主戦場として8月20日、J3第19節のグルージャ盛岡戦で今季初得点。10月4日、ルヴァンカップ準決勝1stレグの浦和レッズ戦でトップチームデビューを果たして、10月22日に行われた第30節の浦和レッズ戦で今季初のJ1リーグ先発を飾りました。
長谷川健太監督も認めた才能で、J1で活躍できる選手だというのがやっぱりわかりましたね。
V・ファーレン長崎へレンタル
そして、 ガンバ大阪でその才能と将来性を見込まれたので、J2岡山など3クラブがオファーがあり、選択肢の一つとして札幌に戻ることも熟考したものの、今季J2から昇格し来季J1で戦う長崎を新天地に選びました。2018年はV・ファーレン長崎に期限付き移籍となり活躍中。
中原彰吾のプレースタイル
中原彰吾のプレースタイルは、学生時代、コンサドーレ札幌時代は、攻撃的な位置で力を発揮する選手でしたが、ガンバ大阪に移籍してかなり守備的なポジションでの経験を積みましたよね。
ガンバU-23ではチーム事情からセンターバックをこなしていて、そこで宮本恒靖監督が褒めていまいたよね。
「プレースピードが遅いと聞いていたが、サッカーIQがとにかく高い。常に前を向いてプレーできる選手ですね」
と中原彰吾について語り、プレースピードを上げるように鍛えられましたね。それに加えて、コーチも山口智でしたからねー。
山口コーチいわく
「ヘディングがめちゃくちゃ苦手な子やな」
って言っていましたが、そこからの成長が出てきましたね。山口智コーチがマンツーマンでみっちり指導し、みずからボールを蹴り、落下地点への入り方、身体の向きや跳ね返し方を徹底的に教え込み、ヘディング技術を向上させました。
日本代表戦で主力が大量に抜けたルヴァンカップ準決勝、セレッソ大阪戦で躍動し、遠藤保仁との2ボランチで先発起用されて、ガンバでのトップデビューを果たしました。
宮本恒靖はその試合を見て
「攻撃の起点になってシュートを撃っていたし、積極的に指示も出してましたね」
と語り、
山口コーチも、
「セレッソの屈強な外国人選手との競り合いにことごとく勝っていた」
とその成長ぶりに目を細めていました。
リーグ戦終盤まで出場機会がなかったため、ガンバ大阪ではリーグ戦は3試合(先発出場2試合)の出場にとどまったが、井手口や倉田ら日本代表がいるなかでも活躍しており、長谷川監督からもそのポテンシャルを高く評価されました。
中原彰吾も
「守備力は自分の本当に足りない部分だった。ツネさん、サトシさんという素晴らしい元日本代表のセンターバックに指導してもらったことは自分の大きな財産です」
長谷川健太、宮本恒靖、山口智に育てられた選手
ガンバ大阪時代があって中原彰吾にとってはかなりプラスでしょうねー。
長谷川健太いわく
「ボランチは清水エスパルス時代から伊東輝悦、本田拓也、ガンバでもヤット(遠藤)、コンちゃん(今野泰幸)、ヨウスケ(井手口陽介)と、ベテランから若手まで見てきている。自分の感覚だが、中原もそこまでやれるレベルにあると思う」
っていうべた褒め。将来性すごいですよね。
J1でも大活躍中だもんなー。今季はコンサドーレ札幌から期限付き移籍で今季加入した23歳のMF中原彰吾が、かつて在籍した古巣・ガンバ大阪を相手に2得点に絡みました。
強い雨風の中でチームをJ1ホーム初勝利に導き「ホッとしている」と話していましたね。
中原彰吾はVファーレンでの活躍について
「残留させたい気持ちで戦っている。一つ一つ勝って順位を上げたい」
と貢献を誓っていましたよね。J1で活躍しているの嬉しいよねぇ。そして、ガンバ大阪相手に活躍できたのは良かったよねー。
もともと高いレベルにあった攻撃力に守備力が追加されて、本当に面白い選手になっている中原彰吾。これからすごい注目を集める選手になりそうですよね。