中村敬斗（G大阪）のプロフィール&プレースタイル！高３でＪリーガーの道を選んだハングリーなストライカー。U21に追加招集の17歳。
ガンバ大阪の17歳のストライカー、中村敬斗について記事をまとめていきます。久保建英（FC東京）、菅原由勢（名古屋グランパス）、安部裕葵（鹿島アントラーズ）…いま日本の10代がすごいことになっていますね。
🎦 ゴール動画
🏆 ＪリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第2節
🆚 浦和vsＧ大阪
🔢 1-4
⌚️ 87分
⚽️ 中村 敬斗（Ｇ大阪）
#ルヴァンカップ
その他の動画はこちら👇https://t.co/AZNRVRg886 pic.twitter.com/XlaoKJ3R5z— Ｊリーグ (@J_League) 2018年3月15日
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中村敬斗のプロフィール&プレースタイル
中村敬斗（ナカムラケイト）
生年月日 2000年7月28日
出身地 千葉県我孫子市
身長/体重 180cm/75kg
血液型 A
利き足 右
ニックネーム ケイト
経歴 高野山SSS→柏イーグルス→柏レイソルU-12→高野山SSS→三菱養和巣鴨Jrユース→三菱養和SCユース
高校３年生でプロになる道を選んだストライカー。
180センチ・70キロという公称サイズよりもずっと大きく感じるオーラがあり、圧倒的な足元の技術があり、スピード、強さ、ゴールセンス…すべてが非凡。
特に頭がいい選手の印象も強いし、意識は本当に高い。10代で絶対海外に行きたいと公言する選手はなかなかいないですからね。
「最初にJクラブの練習に参加した時、あまりのスピードの速さと巧さに衝撃を受けたんです。でも2日目以降は徐々に慣れてきた。そこから練習参加するたびに、刺激や得るものが凄く多くて“こういう高いレベルでやれば、もっと成長できる”と確信が持てたんです」
と語るすごさがありますよね。スピードに2日目で慣れる選手なんていないよ。まだ１７歳だよ？
中村敬斗が17歳でU21日本代表へ
日本サッカー協会はU-21日本代表のパラグアイ遠征メンバーにおいて、ガンバ大阪の市丸瑞希が怪我のため参加を辞退して、代わりにガンバ大阪の中村敬斗を招集することになったと発表しました。
市丸は３月18日のJ１リーグ４節・柏レイソル戦に先発出場したものの、負傷により31分に途中交代を余儀なくされていました。チームは攻撃がようやく活性化されてきて、初めて勝ち点をゲットした試合でしたが…。若いメンバーを中心に戦っているクルピガンバにおいて市丸は中心選手だったので怪我の具合は心配です。なお、怪我の状況については、発表されていません。
その市丸に代わって招集される中村は、久保建英（FC東京）や菅原由勢（名古屋）らとともに昨年のU-17ワールドカップで日本の16強入りに貢献したストライカー。
今季、高校２年生の17歳ながら飛び級でガンバ大阪とプロ契約し、やはり今季就任したレヴィー・クルピ監督によって、リーグ開幕から４節まで４試合連続で起用されている注目株です。
今回のメンバーは中村以外、全員９７、９８年生まれ。００年生まれの中村は最年少。それだけの選手っていうことですよね。
「昨日の夜は（連絡が来て）びっくりした。試合にも出ていたので。でも、選ばれたのでめっちゃ嬉しい」
年代がちょっと上なことに対しては、
「サッカーになったらそこまで遠慮はしないけど…」「（集合までに）会ったことがあるのは（Ｇ大阪で同僚の）亮（初瀬）くんしかいない。（他のメンバーは）僕は知ってますけど、初対面なのでちょっと緊張しますね」
森保一監督も
「Ｊ１で試合に出ている。ルヴァン杯では得点を取っているし、攻撃の部分でいいところを見させてもらっている。自分の特長であるところを出してもらい、かつ、チームとしてやらなければいけない攻守の役割も考えてプレーしてもらいたい」
とかなり期待していました。
中村敬斗というスターはなぜガンバ大阪を選んだ？
なぜ、ガンバを選んだのか？という問いに対する答えがすでに別格。
「もちろんガンバの熱意を感じたのはありますけど、最大の決め手になったのはクルピ（新監督）さんです。香川（真司）選手や清武（弘嗣）選手を育てた、すごくいい監督だと聞いていました。自分でもけっこう調べましたし、成功している方で、教われることがきっとたくさんある。なにより若手を積極的に使ってくれるだろうし、実力があれば試合に出れると思うんで、しっかりアピールしたい。監督がクルピさんに決まったというのが、やっぱり大きかったです」
完全に自分をアピールするためのクルピでガンバだったんですよね。そしてそれは成功しています。ほぼ全試合に出場しており、ルヴァンカップでは得点も決めています。U21代表に飛び級でも選ばれました。
その点でガンバを選んだのは正解でしたね。
今年は、レヴィー・クルピの考え方で、トップチームとU-23チームの間に境界線は設けずに、38名の大所帯で健全な競争の構図を維持していくというのも大きかったんだと思います。
ちなみにクラブにとって高校生との契約は、アカデミー出身者以外で初のケースです。
10代で海外に行くための高校3年でのプロ入り
「プロとして海外でプレーをする。これは自分の中で重要なことなんです」
高校３年卒業後に2年プロでやったらもう20歳と中村は語っています。
「自分の成長曲線を考えると、なるべく早く海外に行きたい。卒業まで待ってJリーグに入って、2年間プレーして海外に行くと“もう20歳”です。20歳って海外サッカーではそこまで若くはない。現にU-17W杯に出ていた海外のトップ選手は、もうユース年代ではプレーしていない。僕は10代のうちに海外に行きたいという思いが強い分、やはりこのタイミングでプロに行かないといけないと思ったんです。もちろん“早く行ったから良し”ではなく、そこで結果を残さないと、意味がないので。自分に厳しく、信念を持ってやっていきたい」
U-17日本代表で師事した森山佳郎監督には、「少しでも早くプロに行け」とアドバイスされていたそうです。
高１の冬に初めてＦＣ東京の練習に参加した時から、自分としても『早くならなきゃいけない』と思うようになったそうです。
僕はＪクラブの選手じゃない（三菱養和SCユース）から、２種登録でプロの試合に出れるわけじゃないし、特別指定もありますけど、養和にはその考えがなかったということで、一緒にユース代表に選ばれた選手が、J３とか出ていたりしたのも、高３を待たずにプロ入りしたきっかけだったそうです。
彼の中でプロ、海外は“憧れの場所”ではなく“辿り着くべき地点”。目標なんですよね。
既に海外クラブの練習にも参加しているし、堂安律や、井手口陽介といった若手の選手を、海外に移籍させてきた実績を持つガンバ大阪に入って試合に出続けているのは素晴らしいことですよね。
このＵ２１の代表も、中村敬斗にとっては将来に向けてのアピールの場でしかないと思います。それも近い将来への。
本当に期待したい選手ですよね。それにしても１０代すげぇな！！
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